新地高田の神楽保存継承事業
 

福島県新地町

新地高田の神楽は約140年前に相馬から伝わったとされる厄払いの神楽である。太刀と装束を使い厄を払い福を呼ぶ舞で、子眉嶺(こびみね)神社に奉納される。

神社の前で神楽起こしを行い、右手に鈴、左手に装束を持ち、四方固めの舞が行われる。次に右手に刀、左手に装束を持って悪魔払いの舞を舞う。最後に帯を広げて乱れ舞うちらしの舞を舞った後、眠る状態に戻るまでが一連の流れである。

東日本大震災の影響で後継者育成に窮しており、本事業において衣装などを購入し継承に努めたい。

 
新地高田の神楽保存継承事業